2021年6月12日に、1年ぶり以上になりますが、
「和の心を楽しむ会」を開催しました!
この会は、昨年3月に行う予定でしたが、コロナのため延期となっていました。
昨年、ご参加いただく予定だった方と、1年3か月ぶりに!
ワークショップを楽しむことができました。
今回はあわじ結びの水引で創るストラップです。
タッセルもつけますので、カジュアルな感じになりました。
こちらは作業テーブルの風景です。
水引の色、タッセルの色を選ぶ時間は楽しいですね!
色の組み合わせをあれこれ考えながら、和気あいあいと。^^
水引はいろいろな色がありますが、ラメ色もあり、キラリと光るラインが入るのも
素敵なのです。
水引の産地として有名なのは、飯田、伊予、金沢、京都、福岡、などが
ありますが、今回は伊予水引を取り寄せました。
楽天で購入できるので、助かります。
私が最初に水引細工を見たのは、子供のころ、飯田のお土産屋さんだったので、
飯田の水引にもなつかしい思い出があります。
そして、出来上がったのがこちらの作品です。
色の組み合わせに、それぞれの個性が出ています。^^
青い色を使うと、夏らしい感じになりますね。
爽やかな海のようです。
ピンク、黄緑、白の組み合わせは、桃の節句みたい!と、
糸のタッセルは、ゆらゆら揺れる姿が、フラダンスみたい!という感想でした。^^
小さい水引は、余った部分を使って作っていただきました。
小さいものも可愛いです。
文房具屋さんで、クリップの先に水引細工がついたものを見かけたことが
ありますが、そんな感じで使えそうですね。
あわじ結びは簡単ですが、結ぶところを間違えると作れなかったりして、
最初に作った人はどうやって考えたのだろうね、という話もしながら作りました。
一度結ぶとほどけない、というあわじ結びは、結婚のお祝いに使われますが、
一説によると、あわびの形に似ているそうであわび結びとも言われるそうです。
あわびは、薄く削って細長いひものようにしたものを、熨斗として
贈り物に使われました。
このため、あわび結びは、おめでたい、縁起物、なのだろうなと思います。
また、淡路の渦潮の形であわじ結びとも言われる説もあるそうです。
いろいろ想像がふくらみます。
日本の歴史も奥が深いです。
おめでたいものには、お祝いする心が入り、相手への思いやりの心になりますね。
そんなお話をしながら、楽しい時間を過ごさせていただきました!
今年は、コロナが落ち着いてくるといいですね。
状況を見ながら、和の心を楽しむ会も、また少人数で行っていきたいと思います。
そのときは、こちらのブログでご案内いたしますので、
ご興味のある方、和のものが好きな方、手作りが好きな方、など、
どうぞお気軽に遊びにいらしてください。